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専有面積70平米の中古マンション、どう使うか|各部屋の使い方を具体的にイメージしてみる
2011年の首都圏マンションの市場動向によれば、マンションの新規分譲物件1戸辺りの専有面積の平均は約70?だったそうです。近畿圏では約73?、それ以外の地域ではさらに広めの平均になると思われます。
これらのマンションが数年後売りに出され、中古マンション物件となった場合、70?台の専有面積の部屋では、どのような間取りが考えられるでしょうか。ファミリータイプとして平均的な3LDKとして、70?と75?の物件を比較してみましょう。
70?の一般的なモデルは、縦長リビングの個室小さめタイプになります。リビングは10帖程、個室はリビング横の和室で6帖、その他居室は5帖、5.4帖というのが平均的間取りです。あまり余裕があるとは言えず、家具の置き方にも工夫が必要になりそうです。
これが75?になると、採光の期待できる、人気の横長リビングが可能に。広さも13.3帖と余裕があります。6帖和室の他は6.6帖、5帖の居室となります。3部屋必要でなければ、間仕切りをなくして2つの居室を一部屋として利用するのも一案です。
わずか5?の違いでも、これだけ間取りに差が見られます。中古マンション検討の時には、各部屋をどのように使用するのか、イメージしておくことが大切と言えます。