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2014/09/12更新

マンションのベランダの使用はどこまでできる?

Q.ご質問

中古マンションを探しているのですが、いくつか購入候補に挙がっているマンションがあります。
おしゃれな外観のマンションが私の条件なのですが、妻は逆にそういったマンションはベランダに洗濯物を干してはいけないマンションがあり、日々の洗濯に困るため嫌だと言います。

ベランダに洗濯物が干せないマンションなんてないと思うのですが、ベランダの使用に制限がある場合があるのでしょうか?

A.回答

マンションは一戸建て住宅と違い、自分が自由に使える専有部分と、マンションの住人全体で所有している共有部分があります。
共有部分は、エントランス・廊下・階段・エレベーターのほかに、ベランダやルーフ、玄関前のポーチなども含まれます。

共有部分は、火事や地震の有事の際の避難経路としての意味合いもあるため、隣の部屋とのベランダの仕切り板も手で破ることができますし、部屋によっては下の階に下りる梯子が設置されています。
そのため、ベランダに物置や植木鉢を置いて避難通路として使えられないようにするのは禁止です。

ベランダにプールを出して子供を遊ばせたり花火を楽しんだり、非喫煙者の妻や子供に気を使ってベランダでタバコを吸っている父親の姿を見かけますが、これらも禁止されていることがあります。
共有部分は火気厳禁と定めているマンションが多く、水に関しても隣や下の部屋のベランダに水漏れを起こすので、大量の水を用いることは禁止にしている場合もあります。

そのほかにも、マンションの管理規約で共有部分の使用の制限がある場合があります。
高層マンションなどでは、外に洗濯物を干すと落下の際に大変危険なので、ベランダでの洗濯干しが禁止されているところがあります。
また、質問者様が希望されている外観重視のマンションなどでは、「外観を損ね、資産価値を下げる。」と言った理由から、ベランダでの洗濯干しが一切禁止されていたり、ベランダより低い位置に干して外から見えないようにするよう管理規約で決められていることもあります。

もし、ベランダの使用規約が気になるようであれば、事前に担当者に確認してみると良いでしょう。

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