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2014/10/06更新

引き渡しは年内が良い?年明けが良い?

Q.ご質問

子どもに入学の関係から、来年の3月までに入居できる新築一戸建ての住宅を探しています。
先日、希望条件に合う建築中の新築一戸建ての広告を見つけたので問い合わせてみると、建築完了予定は12月上旬で年内の引き渡しが出来ると言われました。

不動産を所有すると固定資産税がかかるので少しでも税金を減らすのと、年末に引っ越しすると忙しないため、年が明けてからのほうがいいなと思っています。
しかし、妻は住宅ローンの支払いは1カ月でも早くからしたほうが終わるのも早くなるし、新年を新居で迎えたほうが気持ちが良いと意見が分かれています。

年をまたいで選択可能な引き渡し期間の場合は、年内のほうがいいのでしょうか?年明けのほうが良いのでしょうか?

A.回答

契約内容の重要な項目の一つに、引き渡し日があります。
賃貸物件に住んでいる方で引き渡しが遅れると、家賃の支払いが発生する可能性がありますし、買い替えの方だと現在の持ち家の引き渡し日も関係してくるため、調整が必要な項目です。

ご質問者様の場合は引き渡し日に余裕があるため、年内か年明けかで迷っておられるようですが、年内であるほうがお得である可能性が高いです。
なぜかと言うと、「住宅ローン減税」が今年から適用されるからです。
住宅ローン減税は、10年以上の借り入れで要件を満たした住宅を購入した際に、最大50万円まで税金が控除されるものです。

住宅ローン減税は、居住した年の税金から還付されるので、平成26年12月31日に居住を始めたとしても、平成26年度分の税金から還付されます。
しかも、住宅ローン減税は年末時の住宅ローン残高により計算されますので、残高が高ければ高いほど控除額が大きくなる可能性があります。
住宅ローン減税の多くは会社の年末調整で行われるため、間に合わないかもしれませんが、翌年2月の確定申告に行けば還付してもらえますので、医療費控除もあれば合わせて申告することが出来ます。

住宅ローン減税にこだわらないのであれば年明けでもよいでしょうが、そうでなければ年内にする方が1年早く受けることが出来ます。

   

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