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2014/10/01更新

用途地域とは何ですか?

Q.ご質問

妻と子どもが二人いるので、3LDK新築一戸建てを探しています。
新築が第一希望なので、土地だけの物件も不動産広告に目を通しているのですが、物件詳細の用途地域に「準工業地域」や「第一種中高層住居専用地域」と書いてありますが、用途地域と言うのはどういったものなのでしょうか?

また用途地域が準工業地域と書かれていて、新築住宅プランも併記されている広告を見たのですが、違反にはならないのでしょうか?

A.回答

土地の所有者が好きに建物を建ててしまうと、病院の横に工場が建ったり、高級住宅街の真ん中に高層マンションが建ったりと、無秩序な街並みになってしまいます。

そのため、都市部である市街化区域では、都市計画に基づく用途地域が設定されています。
横浜市では、港の近くには工場が建てられるように工業地帯が、横浜駅周辺は商業が発展するように商業地域が都市計画として制定されています。

用途地域は、
  • ①第一種低層住居専用地域
  • ②第二種低層住居専用地域
  • ③第一種中高層住居専用地域
  • ④第二種中高層住居専用地域
  • ⑤第一種住居地域
  • ⑥第二種住居地域
  • ⑦準住居地域
  • ⑧近隣商業地域
  • ⑨商業地域
  • ⑩準工業地域
  • ⑪工業地域
  • ⑫工業専用地域
の12種類あります。

おおむね、①~⑦が住居、⑧⑨が商業、⑩~⑫が工業を促進している地域になります。
住居については、工業専用地域以外で建築することが出来るため、用途地域が準工業地帯であっても建築することが出来ます。
しかし、準工業地域は工場の建築が許されているため、住環境としては良好と言えないケースもあります。

住宅を建築する点からみると、①の第一種低層住居専用地域が建蔽率や容積率などが一番厳しいため、土地面積の大きい二階建ての豪邸が並ぶ、いわゆる高級住宅街の街並みになります。
数字が多くなるたびに建蔽率や容積率、建物の高さ、病院や店舗・工場などの住居以外の建築制限が緩やかとなるため、住環境を重視するのならば住居地域である①~⑦の範囲で選ぶのが一つの指針となります。

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