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2014/08/06更新

一戸建て購入の際、オール電化orガスの併用どちらが良いですか?

Q.横浜市都筑区・I様からのご質問

現在賃貸マンションに住んでいますが、新築一戸建てを探しています。住宅設備で、オール電化のほうが良いか、それともガスを併用したほうが良いのか悩んでいます。

オール電化だと電気料金の割引があるとも聞きましたが、調理の過熱や暖房のガスのパワフルさも捨てがたいです。オール電化とガス併用のどちらを選んだ方が、良いのでしょうか?

料金や生活スタイルを考慮して選ぶ必要があります

オール電化はIH調理器具の普及と電気料金の深夜割引の高さから、全国的に普及率が上がっています。一方、ガスはその熱量の大きさから、大火力の調理や暖房能力の高さから、根強い人気があります。

実際、経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、一般家庭におけるエネルギー源の割合に関しては、電気が増え、ガスはほとんど変わらず、灯油の割合が減ってきています。

オール電化とガスの特徴について、箇条書きで説明してみます。

  • オール電化は火を使わないため、火災の心配が少ない。
  • 地震などでライフライン復旧の際には、電気・水道・ガスの順番となることが多いため、オール電化だと生活が元に戻しやすい。
  • 停電が起こるとオール電化の家は全く暖が取れなくなるが、ガス併用だと電源不要タイプのガスストーブは使える。
  • オール電化の給湯は夜間の電力で沸かすので量が限られており、冬場や大人数の家族が入浴するなどすると、お湯切れを起こす可能性がある。
  • オール電化だと電気料金が割引されるプランがあるが、来年からエリアによって新規プラン加入ができなくなる可能性がある。
  • ガスは、床暖房やエネファームを導入することにより、料金が安くなるプランがある。
  • オール電化の調理においては、IHなので掃除が楽である利点があるが、IH専用の調理器具をそろえる必要がある。
  • IHは中華鍋のように接地面が少ないものや、普通の土鍋などは使えないため、料理が趣味の人にはガスの愛好者が多い。

オール電化・ガスのどちらも一長一短があるため、決めかねるときには「調理にガスを使いたいか?」「床暖房は設置するか?」「エネファームのような発電設備を導入するか?」問うことに的を絞ると決めやすくなると思います。(売買担当・柿本)

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